「複数のセルの色を一括で変更したい!」と考えた時、「セル範囲の指定」が有効です。

「セル範囲の指定」とは、エクセルで複数のセルに一括して、同じ操作を行わせるために、範囲を選択することです。

この方法を覚えると便利なのは、例えば、複数のセルを色付けする場合です。
入力セルを色付け

もし、「セル範囲の指定」を使わなければ、一つ一つ手動で選択しないといけません。1つずつ色付け
非常に時間がかかりますよね。

しかし、セル範囲指定を使うと、以下のようにあっという間に作業が終わります。一括で色付け
本記事では、この便利な機能を取得していただくために、セルの範囲を指定する4つの方法を用意しました。

ぜひ、業務効率化にお使いください。

1.セル範囲を個別に指定する2つの方法

はじめに、セルの範囲を個別に指定する2つの方法について解説させていただきます。

具体的には、以下の2つです。

  1. セル範囲の基本操作:マウスドラッグを使う
  2. キーボードのみで操作する

それぞれ、順を追って解説させていただきます。

1-1.セル範囲の基本操作:マウスドラッグを使う

「マウスドラッグ」とは、マウスボタンを押したままマウスを移動する操作のことです。

右利きのマウス設定では、左ボタンを押し続けたままマウスを動かします。
マウスドラッグのイメージ

左利きのマウス設定だと、右ボタンを押し続けたままマウスを動かします。

左利き用マウスドラッグのイメージ

まず、範囲指定するセルの先頭にカーソルを合わせ、マウスボタンを押し続けます。範囲指定するセルの先端に合わせ、マウスボタンを押し続ける
次に、マウスボタンを長押ししたまま、今回範囲指定するセルの末端までマウスを動かします。セルの末端までマウスを動かす

これで、セル範囲の指定が完了しました。マウスを使った範囲指定

1-1-1.マウスの長押しができないとき

手を痛めたりしてマウスの長押しができないときには、以下2つの方法をお使いください。

「Shiftキー」長押しと「マウスクリック」を使う

まず、範囲指定するセルの先頭にカーソルを合わせ、「Shiftキー」を押し続けます。範囲指定するセルの先端にカーソルを合わせ、Shiftキーを押し続ける

「Shiftキー」は、キーボードの右中央下または左中央下あたりです。
Shiftキーのイメージ

そして、マウスカーソルをセルの末端に合わせ、クリックします。
マウスカーソルをセルの末端に合わせ、クリック

すると、セル範囲の指定ができました。
マウスとShiftキーで範囲指定

「F8キー」と「マウスクリック」を使う

「F8キー」と「マウスクリック」を使う方法は、マウスやShiftキーの「長押し」が不要です。「長押し」が苦手な方にお勧めします。

まず、範囲指定するセルの先頭にカーソルを合わせ、「F8キー」を押します。  範囲指定するセルの先頭にカーソルを合わせ、「F8キー」を押す

「F8キー」の場所は、キーボードの中央上あたりです。
F8キーの場所のイメージ

次に、マウスカーソルをセルの末端に合わせ、クリックします。
マウスカーソルをセルの末端に合わせ、クリック

範囲を選択した状態で「F8キー」を押せば、セル範囲の指定が完了します。
範囲を選択した状態で「F8キー」を押す

注意していただきたいのは、「F8キー」を押し忘れると範囲の選択が終わりません。必ず「F8キー」を押して操作を終わらせてください。
F8キー」を押し忘れる

1-2.キーボードのみで操作する

外出先などでマウスが使えず、キーボ-ドのみで操作するときは、以下2つの方法をお使いください。

1-2-1.「Shiftキー」長押しと「方向キー(カーソルキー、矢印キー)」を使う

まず、「方向キー」を操作して、カーソルを範囲指定するセルの先端に合わせます。
「方向キー」を操作して、カーソルを範囲指定するセルの先端に合わせる

ちなみに「方向キー」とは、別名「カーソルキー、矢印キー」とも呼ばれ、キーボード内の「 → ← ↓ ↑ 」が記載されたキーのことを言います。

「方向キー」の場所は、キーボードの右下寄りです。
方向キー(カーソルキー)のイメージ

次に、「Shiftキー」を押しながら「方向キー」を操作し、範囲指定するセルの末端に合わせます。これで範囲指定が完了しました。
「Shiftキー」を押しながら「方向キー」を操作し、範囲指定するセルの末端に合わせる

「Shiftキー」は、キーボードの右中央下または左中央下あたりです。
Shiftキーのイメージ

1-2-2.「F8キー」と「方向キー」を使う

この方法は、マウス操作もセルの長押しも不要です。例えば、移動先で片手しか使えない時におすすめします。

まず、「方向キー」を操作してカーソルを範囲指定するセルの先端に合わせ、「F8」キーを押します。
「方向キー」を操作してカーソルを範囲指定するセルの先端に合わせ、「F8」キーを押す

次に、「方向キー」を操作して範囲指定するセルの末端に合わせ、「F8キー」を押します。これで、セルの範囲指定が完了しました。
「方向キー」を操作して範囲指定するセルの末端に合わせ、「F8キー」を押す

2.セル選択を取り消す2つの方法

セル選択を間違えてしまい、取り消しのやり方がわからないことは結構あります。

そこで、解除方法を2つご紹介します。

  1. 選択範囲外の任意のセルをマウスクリックする
  2. 「方向キー」を押す

それぞれ、見ていきましょう。

2-1.選択範囲外の任意のセルをマウスクリックする

セル選択を解除するには、選択範囲外の任意のセル(今回は「A2」)をマウスクリックするだけです。任意のセル(今回は「A2」)をマウスクリック

もし、マウスが使えなければ「2-2.『方向キー』を押す」を参照してください。

2-2.「方向キー」を押す

セル選択を解除するには、「方向キー」(今回は「 ↓ 」)を押すだけです。「方向キー」(今回は「 ↓ 」)を押す

今回は「  ↓  」を押しましたが、「 →  ← ↓ ↑ 」どれでも同じ結果が得られます。

まとめ

冒頭で述べましたとおり、「セル範囲の指定」を使えば、同じ操作を複数のセルに簡単に行う事ができます。

本記事では、状況や指定範囲に応じて4つの方法を解説しました。

これからは、複数のセルを選択する際は、1つずつでなく、一覧で選択するようにしてください。たったこれだけでも、作業効率は格段に上がります。

お役立ていただければ、幸いです。

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