
エクセルで表を編集している中で、列番号(縦の列)が「アルファベット表示」から「数字表示」になって、困っていませんか?
デフォルト(ソフトフェアの出荷時に、あらかじめ設定されている状態)は「アルファベット表示」ですので、見た目が変わって違和感がありますよね。
また、計算式も以下のように異なります。
見慣れている表示から変わってしまうと、使いづらいので作業効率が悪くなります。なぜ、画面が変わったのでしょうか?
実は、エクセルの列番号は2種類あります。具体的には以下の2つです。
- A1参照形式(列がA、B、C・・・)
- R1C1参照形式(列が1、2、3・・・)
つまり、列がアルファベットのものを「A1参照形式」と呼び、列が番号のものを「R1C1参照形式」と呼ぶのです。
「数字表示」になった理由は、誰かが表示を変えたか、「SILKファイル」という形式のデータを使ったからでしょう。
しかしながら、身に覚えがない場合、元に戻すことすらできません。
そこでこのページでは、列番号を数字からアルファベットへ戻す方法を解説します。
「R1C1参照形式」から「A1参照形式」への切り替えは簡単にできますので、使いやすい表示に戻しましょう。
1.列番号を「アルファベット表示」に戻す
まず、エクセルの右上の「ファイル」を選択します。
次に、画面の右下「オプション」をクリックします。
そして、現れた画面の上から2番目「数式」を選択してください。真ん中あたりにある「R1C1参照形式を使用する」のチェックを外します。
これで、列番号が「アルファベット表示」に戻りました。
再び「数字表示」にするときは、「R1C1参照形式を使用する」にチェックを入れましょう。これだけで、簡単に列の表記を変更できます。
まとめ
冒頭でお伝えした通り、列番号には「A1参照形式」と「R1C1参照形式」の2種類あります。
画面を切り替える方法は、「R1C1参照形式を使用する」にチェックを入れたり、外したりするだけです。
また「数字表示」のエクセルを見つけたら、上記のやり方でデフォルトの「アルファベット表示」に戻すことを勧めます。