
エクセルに文書を入力していると、セルから文字がはみ出て、見づらくなります。確認しづらくなるだけならまだしも、このまま印刷をしてしまうと途中で途切れてしまいます。
データを人に見せたり、印刷して報告したりするとき、セルがはみ出た状態だと、内容が正確に伝わりません。
そこでこのページでは、セル内で改行をし、見やすくする2つの方法を説明します。
1.「Altキー」と「Enterキー」を使う
まず、キーボードの「Altキー」と、「Enterキー」を使って、セル内の改行する方法を説明します。
なお、「Altキー」と「Enterキー」の場所は、以下の通りです。一度確認しておきましょう。
改行をしたい文書に、マウスカーソルを合わせ、左クリックをします。
次に、セル内の文字を編集するため、数式バー内で、改行したい場所を選択します。そして、キーボードの「Altキー」と「Enterキー」を同時に押すと、改行されるのです。
改行が終わると、以下のようになります。
2つのキーを同時に押すのは、初めは苦戦するかもしれません。
しかし、何回か続けていくと、できるようになります。この機会に、練習してください。
2.メモ帳で改行した文書を貼り付ける
次に、メモ帳で改行した文書を作ってコピーし、セル内に貼り付ける方法を説明します。
まず、メモ帳を立ち上げます。Windowsの場合、「画面左下にある『Windowsマーク』をクリック → Windowsアクセサリー → メモ帳」の順で開いてください。
メモ帳を開いたあとは、以下のように直接文書を入力します。
入力したい文書が出来上がったあとは、「上記メニューにある『編集』をクリック → すべてを選択をクリック」します。
入力した文字が全選択された後は、「コピー」をクリックします。
コピーできたあとは、再度、エクセルを開きます。そして、文書を追加したい、任意のセルを指定します。
選択後、「数式バー」を左クリックして、カーソルを表示します。
そして、貼り付けをクリックします。
これで改行されました。
「Altキー」と「Enterキー」を同時に押すのが苦手な方は、この方法をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。
この記事で述べた、セルの改行の仕方を取得することで、よりわかりやすい資料作成ができます。
慣れてくれば、メモ帳を使用しなくても改行できるようになります。その結果、作業スピードが上がり、より効率よく仕事が進められるでしょう。
ぜひ試してみてください。