セルに入力した文字や数字を参照すれば、値の変更が一箇所ですみます。

それを知らず、同じ値を複数のセルに入力している方は多いです。

これだと、修正があったときに一つ一つ対応しなければなりません。手間や時間ががかかりますし、訂正が漏れる可能性もあります。

そこでこのページでは、セルを参照する3つの方法を説明します。

セルの参照を使えば、引用元のセルを修正すると、引用先のデータが全て変更できます。

特に、値がひんぱんに変わるデータ(為替など)を扱うときに、ここで解説した方法を活用されることをお勧めします。

1.セル内の文字を引用する

セル内の文字を参照する時は、まず、引用先のセルにマウスカーソルを合わせ、「=(イコール)」を入力します。

次に、引用元のセルを選択し、「Enterキー」を押すだけです。

よりわかりやすく解説するために、以下の表を使って説明します。
セルの引用をする前のイメージ

まず、引用先(任意の場所:今回はA1)のセルにマウスカーソルを合わせ、クリックします。
セルにマウスカーソルを合わせる

次に、「=(イコール)」を入力します。イコールを入力するイメージ

「=(イコール)」の入力は、キーボードの右横や左横にある「Shiftキー」を押しながら、右ななめ上あたりにある「=(イコール)キー」を押してください。
イコールの場所のイメージ

そして、引用元(任意の場所:今回はB5)のセルにマウスカーソルを合わせ、クリックしてから「Enterキー」を押します。
引用先のセルにマウスカーソルを合わせたイメージ

すると、「B5」セルの「2017」という文字が、引用されました。
セルが引用された後のイメージ

また、引用先(A1)のセルにマウスカーソルを合わせてクリックした後、「=B5(イコール+セル番号)」を入力しても、同じ結果が得られます。
文字の引用を別方法で行うイメージ

あなたのやりやすい方法で行うのがよいでしょう。

2.セル内の数字を引用して計算する

数字を参照して計算する方法は、前項で述べた手順に、計算式を追加するだけです。

理解を深めるための例として、以下表の引用先セル(E5)に、2つのセル(D3とD5)をかけた合計を計算します。
セルの引用をする前のイメージ
まず、引用先(E5)セルに「=(イコール)」を追加し、「D3」セルをマウスカーソルで合わせます。
セルD3を引用するイメージ

次に、「*(アスタリスク)」を入力してください。
アスタリスクを入力するイメージ

「*(アスタリスク)」の場所は、右横です。以下の表を確認してください。
アスタリスクの場所のイメージ

そして、マウスカーソルでセル(D5)を選択し、「Enterキー」を押します。
マウスカーソルでセル(D5)を選択するイメージ

これで、セル(D3)と、セル(D5)を掛けた結果が表示されました。
計算した結果のイメージ

今回の為替のように、基準となる数字が常に変わり続ける場合に活用しましょう。

3.引用した文字に、言葉を追加する

引用したセルに言葉を追加するには、「&(アンド)」と「″(ダブルクォーテーション)」を使います。

例えば、さきほど「セル(B5)」を引用した「セル(A1)」に、「2017年度売上」と表示する方法を説明します。

まず、セル(A1)にマウスカーソルを合わせ、クリックします。
マウスカーソルを合わせクリックするイメージ
次に、画面上の方にある「数式バー」にカーソルを合わせ、「&"年度売上"」と入力し、「Enterキー」を押します。
数式バーにカーソルを合わせ入力するイメージ

「&(アンド)」の場所は、キーボードの中央上あたりにあります。
アンドの場所のイメージ

「″(ダブルクォーテーション)」の場所は、右上あたりです。
ダブルクオーテーションの場所のイメージ

これで、「2017年度売上」と入力されました。
言葉を入力した後のイメージ

こちらに関しても、参照元の数字が常に変わり続ける際に有効です。

まとめ

本ページでは、セル内の文字や数字を引用する、3つの方法について解説いたしました。

  • セル内の文字を引用する
  • セル内の数字を引用して計算する
  • 引用した文字に、言葉を追加する

この3つの方法を使うと、1箇所の修正で、全ての文字や数字が自動で訂正されます。

漏れや間違いを防止でき、手間が省けます。ぜひお使いください。

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